春もうらら・・
といいたくなるような陽気でしたね、今日は。
なんか年末からずっと和食、というか味の薄いものを食べ続けていたので
ちょっとこってりしたものが食べたいな・・
と思い街に出てみました。
しかしやはり正月。
ほとんどの店はしまってます。
そんななか営業しているお店を発見。
ここは俺がずっと前から気になっていたお店です・・
「日テレでおなじみ!オレンジ色の坦坦面!」
と看板を掲げているこのお店。
坦坦麺なんてどれもオレンジ色なんじゃないのか?
という疑問はおいときましょう。
おそらく数年前に放送されたのでしょう。
いつも帰りに通るので覗いてはいるのですが
お客がほとんどおらず、なかなか入りにくいお店。
しかし今日は店の中を確認するよりも先に店に入ってました。
「混んでる!」
普段は客もいなくおっちゃんが新聞を読んでいるような店なのに
なぜか今日は混んでいます。
なんとか席を探し着席。
水と同時に
「坦坦麺でよろしいですか?」
こういう初めて入るお店ではまずメニューをじっくりみて、
どういうお店なのか把握してからまあオススメの、
看板メニューを頼んだりするのですが
坦坦麺以外譲らないヨ!
といわんばかりの店長さん(従業員は一人でした)
の気迫に負けて
「はい」
坦坦麺が出てくる間メニューを眺めていると
「ああ・・なるほど。坦坦麺しかない」
他に水餃子とライスがあるくらい。
しかーし。
3席むこうくらいの夫婦が
「中華麺」
と注文。
店の親父も「任せとけ!」といわんばかりに応対。
どういうことだ?とメニューを見ると
「あ、中華麺あるんだ・・」
と、壁にかかっているメニューを見ると、
いや、
厨花麺。
本当に。
本場ではこう書くのかもしれない、と勝手に納得して考えるのはやめました。
だが。
ここで他の客から疑問が。
「ああ、中華麺あるんだ。」と。
それを聞いた店のおっちゃん。
「いや、中華麺は子供か、辛いの食べれそうにない老人にしか売らないの」
と、頼んだ夫婦をぶった切るかのような発言。
あたかも老人のように言われた夫婦は苦笑い。
「えへへ、老人かあ・・」
なんて言ってました。
肝心の坦坦麺はまあ普通・・
いたって普通・・
やや辛味が目立つくらいで普通。
今度は厨花麺を無理にでも頼んでみて反応をみてみようと思います。
その後祖母の家へ新年の挨拶に。
挨拶を済ませた後少しゆっくりしてたのですが、
祖父、祖母の家ってなぜか独特な雰囲気がありますよね。
とりあえず静かで、独特なにおいがする。
いやでも落ち着いてしまうような感じ。
そんな中だされた栗を食べてました。
静かな家の中に、栗の割れるパキッ、パキッ、という音だけが響く。
ずずーっとお茶をすする。
一息ついて、ゆっくりとした口調の祖母と話をする。
そんな雰囲気が、なんとなく、
「これが日本の正月なのかね」と思ってました。
騒いで飲んではしゃぐ正月もいいけど、
こういうゆったりした正月もなかなかいいものです。
次回からはリネ日記に戻ります。